応用ステップ
実際にQRDを使用して理想的なリスニングルームに仕上げる応用ステップ編です。

QRD製品
- Diffusor(ディフューザー)
- Diffractal(ディフラクタル)
- Abffusor(アブフューザー)
- Omniffusor or Skyline(オムニフューザー or スカイライン)
- Flutter Free Panel(フラッターフリーパネル)
- QRD Base(QRDベース)
1st step

まずはスピーカーの後方(リスナーの正面)に「Diffusor」または「Diffractal」を、さらにご予算やお部屋の特性に応じてその両端に「Abffusor」を設置します。これによって前壁面からのフラッターを取り除き、快適な拡散面を作ります。これで定位、ステージ感が大きく改善されます。サウンドステージが目の前に見えだしました。「QRD Base」を用いて、高さ180cmまで持ち上げて使用するとさらに効果的です。
2nd step

第二段階では側面からの一次反射を防ぎます。これには「Abffusor」が効果的です。鏡を側面に置き、リスナーのポジションからスピーカーユニットが映るところが一次反射面といえます。この一次反射面に「Abffusor」を設置しスピーカーからの一次反射が効果的に処理することができます。これでさらに定位がピシッと決まりスピーカーやアンプなど、機器の特質が鮮明に現れてきます。「QRD Base」を使用しAbffusorを持ち上げることにより高位置の壁面部をカバーすることができます。
3rd step

第三段階は後壁面の処理です。ここに「DIffusor」または「Diffractal」を設置することにより、リスナーの後方に音のエネルギーが残り、しかも有害な反射がない状態となりますので、心地よい部屋ができあがります。話し声も適度な響きと素直さを兼ね備え、とても気持ちよい響きで、会話も思わず弾んできます。※リスナーと後壁面の距離が短い場合(1m位)の場合は「Abffusor」のほうが効果的な場合もございます。ここでも「QRD Base」を使用して高位置の壁面部をカバーするとより効果的です。
4th step

第四段階は天井の処理です。今まで、天井からの一次反射は意外にも軽視されてきました。天井面の一次反射を拡散する「Skyline」または「Omniffusor」を使用してください。半球状に拡散することで、上からの反射はなくなり音はさらに自然さを伴います。特にフローリングのリスニングルームでは天井からの一次反射を押さえることによって、本来の素直で自然なサウンドがよみがえるのです。これでほぼ理想的な音響空間に仕上がって参りました。
Final step

最後はリスナー後方壁面の処理です。フラッターエコーの処理に最適なFlutter Free Panelを使用すればリスニングルームの完成度は大きく高まります。これでもう立派なスタジオやミキシングルームにも負けない環境が完成いたしました。どうです、かんたんでしょう? リスナーの感性とQRD製品の特徴に基づいた使用法のこつさえわかれば、あとはいろいろ組み合わせを試し最高のリスニングルームを仕上げることができるのです。